国際結婚への道①
こんにちは!
前回ブログを更新してから、またまた数週間たってしまいました・・・
というのも、ついにコロナウィルスに感染してしまい。。。
丸5日間ベッドの上で過ごす生活を強いられていました(;´∀`)
いや、思った以上にきつかったです💦
私の場合は、高熱とこれまで経験したことのないような喉の痛み!!!!
つばを飲み込むのも痛い、痛くて寝れない・・・という状況が数日続きました。
あまりの辛さに本当に治るのか不安になり、更に痛みを我慢することができなくなって、
まだ健康保険の申請も終わっていない状況ですが、ジュネーブでクリニックに行きました。
諸々の検査+薬代で7万円以上支払いましたが・・・(´;ω;`)
(そのうちいくらかは、健康保険の申請が完了したら返ってくると信じています・・・)
お陰様で現在は多少の咳と倦怠感はあるものの、かなり回復してきました!
症状は人それぞれですが、思ったよりもつらい状況にもなり得るので・・・
皆様、くれぐれもお気をつけください!
さて、前置きが長くなってしまったのですが、
今回から、やっと・・・私達がどのように国際結婚+海外移住の準備をしたのか、
ということについて書き始めようかと思います。
私達は、フランス人と日本人。
お互いにとっての”外国”スイスで結婚するという、まぁまぁ珍しい?パターンです。
実際に結婚手続きを進めている最中には、
国際結婚・海外移住経験者さんのブログを含め、イロイロな情報を参考にしましたが、
スイスでの国際結婚に関する情報のほとんどは、スイス人と日本人の結婚の事例ばかり。。。
そんな感じだったので、私達のケースに当てはまる人はそんなにいないかもしれませんが、
どなたかのお役に立てるかも?と思い、ここに綴っていくことにします。
国際結婚は、それぞれの国籍や結婚する国における規則、
加えて、お付き合いの期間や同棲期間など、それぞれのカップルの事情によっても左右されますので、
それらを前提としつつ、私達の話も一つの参考程度に読んでいただけると嬉しいです。
★私達について(簡単にまとめ)
- 夫:フランス人(ジュネーブに10年在住後、日本で3年8ヶ月ほど就労、ジュネーブに転職)
- 妻(私):日本人(9ヶ月だけNYに在住、それ以外は日本。ジュネーブ旅行経験あり)
- カップル歴:2017年の春〜(5年以上!? WOW!) 最初の1年は遠距離、その後3年8ヶ月日本で同棲
- ジュネーブへの移住:夫は就労ビザ、妻(私)は配偶者として滞在予定(ビザ申請中)
★いきなり?!結婚を決意!
上記にも記載したとおり、私達は、日本で3年8ヶ月同棲していましたが、
その間、結婚しようとは考えたことはありませんでした。
彼は彼で、日本での就労ビザ(特定技能の5年ビザ)を持っていましたし、
なんとなくお互いに結婚の必要性を感じてなかったから・・・というのが理由です。
ただ、そんなわたしたちでも、万が一、彼がヨーロッパに転職することになったら・・・
私が自力で仕事を見つけて終了ビザを取得するのは相当難しい💦
となると、一緒にいるためには結婚するしかないよね。。。とは考えていた気がします。
(ちなみに彼はヨーロッパ(特にジュネーブ)に帰ることを熱望していました)
2022年1月上旬。
ジュネーブの企業から彼にオファーがありました。
彼は、その場で飛び上がって喜び、オファー受諾を即決(=ジュネーブに移住するということ)。
と同時に、そのままほぼ話し合いなく、結婚する流れになりました。
(もちろんプロポーズもなし笑)
いや、私は悩みました。。。2日くらい笑。
これまでも全く考えていなかったわけではないものの、現実となるとやっぱり違う。
家族のこと、これから私は仕事をやめていかなきゃいけないんだ・・・
などなど、相当悩み、毎晩泣いていました(´;ω;`)
もともとヨーロッパは大好きですし、
ヨーロッパに住むなんて。。。やったー!!!❁✿
という気持ちになるのかな、と思っていましたが、現実はそうでもなく。。。
これからの生活の変化への不安と、
そしてそもそも国際結婚って?海外移住とは?・・一体どうすればいいの〜!
という疑問が次々と頭の中を回り・・・・
ほんとにうまくいくのか・・?!と、圧倒的にワクワクよりも不安のほうが大きい状態でした。
ただ、結婚するか否か、海外移住するか否かを悩んでいる時間はあまりありませんでした・・・
というのも、彼の会社が、
「3月15日か、もしくはもっと早く来てくれたら大歓迎〜」
とオファーしてきたからなのです。。。
(そしてそのオファーを何も考えずに受け入れる彼。)
というわけで、私達に与えられた時間は約1.5ヶ月(1月上旬〜2月下旬、3月上旬渡航予定)。
この期間中に完了する、シンプルな国際結婚の方法はあるのか!?
まずは、以下の可能性を考えました。
① 日本での結婚
2人とも日本に住所があり、一緒に住んでいたので、
一番最初に候補になったのが、日本で結婚する方法でした。
相手の国で先に結婚したほうがいいのか?
または先に日本で婚姻届を出したほうがスムーズなのかは、
結婚相手の国籍によっても変わってくると聞いたことがありますが、
私達の場合、「フランスでの結婚は相当時間がかかるしややこしい」と
聞いていたことも、日本での結婚を先に考えた理由です。
というわけで、日本で結婚する方法を調べてみました。
イロイロなサイトに大まかな準備の方法がまとめてあります。
↓一例
フランス人との国際結婚手続き – 配偶者ビザ&国際結婚サポートデスク
ここで私達に降り掛かったハードルは、主に以下の2点。
1)彼側の婚姻具備証明書取得に時間がかかる。
流れとしては・・・
フランス本国に出生証明書の発行を申請(郵送のため約2〜4週間)
→在日フランス大使館に上記書類他を持参し、婚姻具備証明書発行の申請(発行までに4〜6週間)
これだけで最低1ヶ月くらいかかりそうやん!
しかもコロナで郵送の状況も安定せず・・・遅れてしまったらアウトや・・・💦
2)区役所へは、必ず2人で行って婚姻届を提出しなければならない。
最悪これが私1人でできるのなら、日本で結婚する方法を選べたと思います。
ただ、フランス人との結婚の場合は、フランス法により、
必ず2人で婚姻届を提出することが義務付けられているそうなのです・・・(知らなかった・・・)
というわけで、婚姻具備証明書が彼の渡航までに必ず準備できるという確証がなく、
もし準備できなかった場合でも、
私が書類を揃えて一人で区役所に提出しに行くということもできない。。。
あと半月でも余裕があれば挑戦したかもしれませんが、
やはり絶対に彼の3月上旬の渡航までにすべてを終わらせることができるという保証がなかったため、
日本での結婚という方法は諦めました・・・(´;ω;`)
② フランスでの結婚
日本での結婚が難しいなら、彼の母国フランスでするしかないのでは・・・?
ジュネーブは幸いフランスとの国境に位置する街で、
フランスに住所を置く必要があれば、フランスに住みつつ、ジュネーブまで通勤することも可能!
というわけで、軽く調査開始!
↓一例
え・・・
フランスで結婚する場合、書類を用意するためにすでにフランスに渡航しないといけないの?!
そんなぁ・・・
一体どれくらいで発行されるのかの保証もないのに・・・
本当にビザ無しで滞在できる3ヶ月間のうちに書類揃えて、結婚までこぎつけられるのかな・・・?
インタビューとかもあるし・・なんか結婚完了までのステップも多いしややこしそう?💦
と、早速根拠のない不安をいだいてしまいました。
それから、国際結婚+海外移住した友達づてに、
実際にフランス人と結婚された方にも話を聞いてみましたが、
やっぱり、フランスでの結婚はややこしいとのこと。
そもそものプロセスもだけど、担当者によって情報が違ったり、
先週と今週で指示が違う、
一つのステップが完了するまで、予想以上の時間がかかる・・・
とかなんとか、やはり一筋縄では行かない様子でした。
※ もちろん、それぞれのカップルや、フランスの中でもどこの市役所を通して結婚するかなど、イロイロな事情で結婚手続きやどこまでスムーズに事が運ぶかも、かなり違ってくるとは思います。
そんな、どれくらい時間がかかるかもわからず、
そして問題なく事が進むかもわからないのに、
フランスに渡航して準備を初めて。。。うまく行かなかったらまた日本に帰ってくる羽目になるのでは?!
私は、途方にくれてしまいました( ;∀;)
そんなとき、ふと彼が、
「スイスで結婚すればいいやん♬」
と言い出したのです。
えーー?!私日本人、あなたフランス人よ!?
いくらスイスに住むからとはいえ、そんな外国人同士がお互いにとっての”外国”で結婚なんてできるの?!
よく考えたら、全然その方法もあり!ですよね・・・(^^;)
スイスじゃなくても日本でだって、合法的に日本に在住している外国人同士で結婚する方法もあるのに・・・
ただ、このとき、私は国際結婚に関してとっても無知な上、
時間もない!ということで、気が急いていました。
彼ののんきな(いや、結果的には的確な)提案にイラッ💢としつつ、
早速スイスの移民局に連絡を取り、その可能性とプロセスについて、確認をしました。
と、今回は、だいぶ長くなってしまったので、続きは次のブログに書きたいと思います。
読んでくださり、ありがとうございました!
つづく・・・☆彡