国際結婚への道①
こんにちは!
前回ブログを更新してから、またまた数週間たってしまいました・・・
というのも、ついにコロナウィルスに感染してしまい。。。
丸5日間ベッドの上で過ごす生活を強いられていました(;´∀`)
いや、思った以上にきつかったです💦
私の場合は、高熱とこれまで経験したことのないような喉の痛み!!!!
つばを飲み込むのも痛い、痛くて寝れない・・・という状況が数日続きました。
あまりの辛さに本当に治るのか不安になり、更に痛みを我慢することができなくなって、
まだ健康保険の申請も終わっていない状況ですが、ジュネーブでクリニックに行きました。
諸々の検査+薬代で7万円以上支払いましたが・・・(´;ω;`)
(そのうちいくらかは、健康保険の申請が完了したら返ってくると信じています・・・)
お陰様で現在は多少の咳と倦怠感はあるものの、かなり回復してきました!
症状は人それぞれですが、思ったよりもつらい状況にもなり得るので・・・
皆様、くれぐれもお気をつけください!
さて、前置きが長くなってしまったのですが、
今回から、やっと・・・私達がどのように国際結婚+海外移住の準備をしたのか、
ということについて書き始めようかと思います。
私達は、フランス人と日本人。
お互いにとっての”外国”スイスで結婚するという、まぁまぁ珍しい?パターンです。
実際に結婚手続きを進めている最中には、
国際結婚・海外移住経験者さんのブログを含め、イロイロな情報を参考にしましたが、
スイスでの国際結婚に関する情報のほとんどは、スイス人と日本人の結婚の事例ばかり。。。
そんな感じだったので、私達のケースに当てはまる人はそんなにいないかもしれませんが、
どなたかのお役に立てるかも?と思い、ここに綴っていくことにします。
国際結婚は、それぞれの国籍や結婚する国における規則、
加えて、お付き合いの期間や同棲期間など、それぞれのカップルの事情によっても左右されますので、
それらを前提としつつ、私達の話も一つの参考程度に読んでいただけると嬉しいです。
★私達について(簡単にまとめ)
- 夫:フランス人(ジュネーブに10年在住後、日本で3年8ヶ月ほど就労、ジュネーブに転職)
- 妻(私):日本人(9ヶ月だけNYに在住、それ以外は日本。ジュネーブ旅行経験あり)
- カップル歴:2017年の春〜(5年以上!? WOW!) 最初の1年は遠距離、その後3年8ヶ月日本で同棲
- ジュネーブへの移住:夫は就労ビザ、妻(私)は配偶者として滞在予定(ビザ申請中)
★いきなり?!結婚を決意!
上記にも記載したとおり、私達は、日本で3年8ヶ月同棲していましたが、
その間、結婚しようとは考えたことはありませんでした。
彼は彼で、日本での就労ビザ(特定技能の5年ビザ)を持っていましたし、
なんとなくお互いに結婚の必要性を感じてなかったから・・・というのが理由です。
ただ、そんなわたしたちでも、万が一、彼がヨーロッパに転職することになったら・・・
私が自力で仕事を見つけて終了ビザを取得するのは相当難しい💦
となると、一緒にいるためには結婚するしかないよね。。。とは考えていた気がします。
(ちなみに彼はヨーロッパ(特にジュネーブ)に帰ることを熱望していました)
2022年1月上旬。
ジュネーブの企業から彼にオファーがありました。
彼は、その場で飛び上がって喜び、オファー受諾を即決(=ジュネーブに移住するということ)。
と同時に、そのままほぼ話し合いなく、結婚する流れになりました。
(もちろんプロポーズもなし笑)
いや、私は悩みました。。。2日くらい笑。
これまでも全く考えていなかったわけではないものの、現実となるとやっぱり違う。
家族のこと、これから私は仕事をやめていかなきゃいけないんだ・・・
などなど、相当悩み、毎晩泣いていました(´;ω;`)
もともとヨーロッパは大好きですし、
ヨーロッパに住むなんて。。。やったー!!!❁✿
という気持ちになるのかな、と思っていましたが、現実はそうでもなく。。。
これからの生活の変化への不安と、
そしてそもそも国際結婚って?海外移住とは?・・一体どうすればいいの〜!
という疑問が次々と頭の中を回り・・・・
ほんとにうまくいくのか・・?!と、圧倒的にワクワクよりも不安のほうが大きい状態でした。
ただ、結婚するか否か、海外移住するか否かを悩んでいる時間はあまりありませんでした・・・
というのも、彼の会社が、
「3月15日か、もしくはもっと早く来てくれたら大歓迎〜」
とオファーしてきたからなのです。。。
(そしてそのオファーを何も考えずに受け入れる彼。)
というわけで、私達に与えられた時間は約1.5ヶ月(1月上旬〜2月下旬、3月上旬渡航予定)。
この期間中に完了する、シンプルな国際結婚の方法はあるのか!?
まずは、以下の可能性を考えました。
① 日本での結婚
2人とも日本に住所があり、一緒に住んでいたので、
一番最初に候補になったのが、日本で結婚する方法でした。
相手の国で先に結婚したほうがいいのか?
または先に日本で婚姻届を出したほうがスムーズなのかは、
結婚相手の国籍によっても変わってくると聞いたことがありますが、
私達の場合、「フランスでの結婚は相当時間がかかるしややこしい」と
聞いていたことも、日本での結婚を先に考えた理由です。
というわけで、日本で結婚する方法を調べてみました。
イロイロなサイトに大まかな準備の方法がまとめてあります。
↓一例
フランス人との国際結婚手続き – 配偶者ビザ&国際結婚サポートデスク
ここで私達に降り掛かったハードルは、主に以下の2点。
1)彼側の婚姻具備証明書取得に時間がかかる。
流れとしては・・・
フランス本国に出生証明書の発行を申請(郵送のため約2〜4週間)
→在日フランス大使館に上記書類他を持参し、婚姻具備証明書発行の申請(発行までに4〜6週間)
これだけで最低1ヶ月くらいかかりそうやん!
しかもコロナで郵送の状況も安定せず・・・遅れてしまったらアウトや・・・💦
2)区役所へは、必ず2人で行って婚姻届を提出しなければならない。
最悪これが私1人でできるのなら、日本で結婚する方法を選べたと思います。
ただ、フランス人との結婚の場合は、フランス法により、
必ず2人で婚姻届を提出することが義務付けられているそうなのです・・・(知らなかった・・・)
というわけで、婚姻具備証明書が彼の渡航までに必ず準備できるという確証がなく、
もし準備できなかった場合でも、
私が書類を揃えて一人で区役所に提出しに行くということもできない。。。
あと半月でも余裕があれば挑戦したかもしれませんが、
やはり絶対に彼の3月上旬の渡航までにすべてを終わらせることができるという保証がなかったため、
日本での結婚という方法は諦めました・・・(´;ω;`)
② フランスでの結婚
日本での結婚が難しいなら、彼の母国フランスでするしかないのでは・・・?
ジュネーブは幸いフランスとの国境に位置する街で、
フランスに住所を置く必要があれば、フランスに住みつつ、ジュネーブまで通勤することも可能!
というわけで、軽く調査開始!
↓一例
え・・・
フランスで結婚する場合、書類を用意するためにすでにフランスに渡航しないといけないの?!
そんなぁ・・・
一体どれくらいで発行されるのかの保証もないのに・・・
本当にビザ無しで滞在できる3ヶ月間のうちに書類揃えて、結婚までこぎつけられるのかな・・・?
インタビューとかもあるし・・なんか結婚完了までのステップも多いしややこしそう?💦
と、早速根拠のない不安をいだいてしまいました。
それから、国際結婚+海外移住した友達づてに、
実際にフランス人と結婚された方にも話を聞いてみましたが、
やっぱり、フランスでの結婚はややこしいとのこと。
そもそものプロセスもだけど、担当者によって情報が違ったり、
先週と今週で指示が違う、
一つのステップが完了するまで、予想以上の時間がかかる・・・
とかなんとか、やはり一筋縄では行かない様子でした。
※ もちろん、それぞれのカップルや、フランスの中でもどこの市役所を通して結婚するかなど、イロイロな事情で結婚手続きやどこまでスムーズに事が運ぶかも、かなり違ってくるとは思います。
そんな、どれくらい時間がかかるかもわからず、
そして問題なく事が進むかもわからないのに、
フランスに渡航して準備を初めて。。。うまく行かなかったらまた日本に帰ってくる羽目になるのでは?!
私は、途方にくれてしまいました( ;∀;)
そんなとき、ふと彼が、
「スイスで結婚すればいいやん♬」
と言い出したのです。
えーー?!私日本人、あなたフランス人よ!?
いくらスイスに住むからとはいえ、そんな外国人同士がお互いにとっての”外国”で結婚なんてできるの?!
よく考えたら、全然その方法もあり!ですよね・・・(^^;)
スイスじゃなくても日本でだって、合法的に日本に在住している外国人同士で結婚する方法もあるのに・・・
ただ、このとき、私は国際結婚に関してとっても無知な上、
時間もない!ということで、気が急いていました。
彼ののんきな(いや、結果的には的確な)提案にイラッ💢としつつ、
早速スイスの移民局に連絡を取り、その可能性とプロセスについて、確認をしました。
と、今回は、だいぶ長くなってしまったので、続きは次のブログに書きたいと思います。
読んでくださり、ありがとうございました!
つづく・・・☆彡
移住生活1ヶ月経過・・・え、意外に辛いこと多いかも?! 今の気持ち✨
こんにちは!
渡航して早くも?1ヶ月が経ちました。
意外にも、もっと長くここに住んでいるような感覚で、日本にいたことなんて昔々のように感じます。
渡航してからは、結婚式、彼の家族の滞在・・・などなどイロイロな事があり、ドタバタ。
そして、今月からは、フランス語の学校もスタートしました!
フランス語でフランス語を勉強するのは、予想以上にチンプンカンプン過ぎて・・・必死です💦
(先生の言ってることも数%しかわからず…)
そして毎回フランス語の意味不明なルールの多さに、イラッヽ(#`Д´)ノという気持ちになっています。
ただ、正直、英語だけではなかなかスイス・フランス語圏の社会に本当に馴染んでいくのは難しいかな・・
と感じています。
ちょっとしたショッピングであってもフランス語でコミュニケーションを取る場面があったり、
生活する上でのフランス語の必要性をひしひしと感じます。
時間かかりそうですけど、地道にがんばります✨
ということで、今回は、1ヶ月たって一段落?したところで、
今の気持ちを綴ってみたいと思います。
正直、自分でも予想していなかった以上に辛いなと思うことが多く、びっくりしています💦
そしてそんな気持ちも、渡航したばかり、ジュネーブでの生活が始まったばかりの今だからこそ感じることなのかな、そうであってほしいな・・・と思い・・・。
ここに記録することにしました。
どっちかというと、私はアクティブで外交的な性格だと言われるし、
自分でもそう思ってるし、
これまで留学も経験して、その時も友達がすぐできてなんの問題もなかったけど・・・
今回は全然違う!!!
ちょっとネガディブな内容になってしまうかもだけど、
今日はここにメモしていきたいと思います。
◆ 仕事がないことへのストレス
私は日本での仕事をやめて渡航してきました。
ジュネーブでは、まずは言語の習得をしなければならず、しばらくは無職です・・・
仕事がない=自分の収入がない生活が始まることについては、
日本にいるときから、とっても心配していました。
別に日本で大金を稼いでたわけじゃないけど、これまで大学を卒業してからずっと働いてきたし、
自分で計画立てて、自分の収入で誰に文句言われるわけでもなく
買い物したり、旅行したり、友だちと出かけたりしてました。
ただ、今は収入がゼロのため、生活費はもちろん、
私が個人的に購入・利用するものなどへの僅かなお小遣いも、すべて夫のお給料からの支出です。
(この点は、もちろんありがとうの気持ちです)
なので、当たり前ですが、諸々の予算を決めるのも、もちろん夫の同意が必要ってことになります。
東京でそれぞれにお給料があり、お財布も別にしていた私達にとって、
一つのお財布でやりくりするのは初めてのこと。
やはり、大なり小なりお金の感覚に違いがあり。。。めちゃめちゃ言い合いになります(;´∀`)
できる限り節約して、貯金したい夫。
将来のための貯金にはもちろん賛成ですが、
今の生活を楽しめないレベルで貯金する必要はない、という考えの私。
はたまた、貯金したい割に無駄遣いしてない?と感じることも多かったり。。。
ほとんど行かないのに、ジムを1年契約したり、
購入したものが壊れていても返品せずに平気で新しいものを購入し直したり・・・
いや、彼は彼で、散々服を持っているのにショッピングしたり、化粧品を買ったりする私を見て、
同じ気持ちでいることでしょう笑
そんな感じで、すべての支出が同じ財布からとなった途端、
相手のお金の使い方が気になってしまうし、
生活予算のプランニングの違いをすり合わせるのも一苦労です。
ジュネーブでの生活費は夫の収入でやりくりしよう、と合意していたので、
予想はつかないながらも、日本にいるときから、確実に毎月の費用になる家賃や保険料、
通信費や食費のざっくりした見積もりを考えて、彼にも共有していたつもりだったのですが・・・
いざ、移住して一緒に生活を整えようと思うと、相当な支出があるので、
夫は、今になってその金額にびっくりしているように見えます。
そしてカードの記録や銀行口座残高に一喜一憂して、
必要な物があるのに、財布の紐がきつくなったりします(-_-;)
あーーお金を使う自由度がなくなるというのは・・・・
本当にストレス!ヽ(*゚´Д`゚)ノ゚。
そして、お金の使い方については、ホントちゃんと話をしとくべきだなーと、後悔しています。
いったいいくらを食費・雑費とみなすのか・・・
(今話し合って、夫の場合見積もりが一人暮らしの水準でビビる!😱)
仕事はないにしろ、私だってこっちの生活を楽しみたい!
そのためのお小遣いはあるのかないのか?・・・
そして、お金の管理の仕方は?二人の共通の銀行口座とは?
お金の話ってちょっとためらってしまいますが、
結婚する上では大切なことだな、と改めて思いました。
私が甘かっただけで、世間では当たり前かな、とも思いますが(・ω・;)
◆ どこでも英語通じる・・・というわけではない!やっぱり現地の言葉は重要!
ジュネーブは皆が知る国際都市。
実際に、人口の半分以上は外国人で、ビジネスや観光目的で多くの外国人が訪れています。
なので、私、生活するには英語で全く問題ないやろ✨
と思ってました。
が。。。。
意外や意外、むしろ今フランス語(ジュネーブはスイスの中でもフランス語圏)の重要性をひしひしと感じています。
トラムのアナウンスはすべてフランス語(わからなくはないけどね)。
標識も全てフランス語。
スーパーの店員さんは若そうでもフランス語オンリーの人がいたり・・・。
それどころか、フランス語学校の受付の方の中にも、英語では片言でしか会話できない人がいたりします!
そういえば移民局に電話したときも、「No English」って言われたこともあるような・・・
(これはたまたま電話口の人が英語NGだっただけかもですが・・)
え、ジュネーブなのに!
日本の英語教育はなっとらん、みたいなこと聞くけど、たいして変わらないのでは?
と思ってしまいました。
まぁ、違うところといえば、間違ってても英語でコミュニケーションを取ろうとすることには慣れている、というところでしょうか?
英語で話かければ、頑張って多少間違ってても英語で返事してくれる人は比較的多い気はします。
ただ、やはり彼らの日常言語はフランス語。
例えばこれからアルバイトでも仕事でもするようになった際に、
きっと私とは英語でコミュニケーションを取ってくれるとは思うのですが、
同僚同士がフランス語でコミュニケーションを取っているとしたら。。。
やっぱり、自分もフランス語習得したいですよね。
また、近年スイスでは、居住エリアの言語(ジュネーブはフランス語)を習得することが
ビザ取得要件として追加されました。
ということで、ひとまず最低限のレベルをクリアするために、
今更ながらフランス語の勉強を始めています(-_-;)
私は、こうやって必要性を目の当たりにしないと、到底勉強する気が起きなかったのですが。。。
皆さんには、渡航前に少しでも渡航先の言語をかじっておくことをおすすめします!
◆ 意外に?!やっぱ日本食が恋しくなる!
私、これまで海外旅行しても、アメリカに1年いたときも、
一度も「日本食食べたい、恋しい・・」
なんて思ったことはありませんでした。
そもそも洋食、ジャンキー大好きだし、
たとえ口に合わなくても現地のものが食べたい派なので、
その土地、その土地で食べられるもので問題ありませんでした。
なんか今回は違う!
年齢?なのか、ほんとに理由はわからないのですが、日本食が恋しくなります・・・
というか、洋食の味付けももちろん好きなのですが、毎回は飽きます笑
ジュネーブでは、パン、パスタ、お米(日本米以外にもタイ米などイロイロ)手に入りますが、
日本だったらプラスで、うどん、そば、ラーメン、焼きそばとかも
食事のルーティーンに入れられるのに・・・
と思ってしまったり・・・・(もちろん麺類も購入可能ですが・・やはり日本食は割高です)
そう思うとわずかですが乾麺やふりかけ、などなど、持って来といてよかったなーと思ってます。
特に便利なのは、出汁パック。
麺類や汁物に使えるのはもちろんなんですが、パックから出して炒め物にしてもOK!
日本風の味付けでお肉を炒めたり、チャーハンしたりして、味の変化を楽しんでいます。
他にもたくさん荷物があるので、なかなかあれもこれもという訳にはいきませんが、
乾燥食品なら軽いし、長持ちもするのでスーツケースの隙間に入れて持っていくことをおすすめします!
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というわけで、移住生活1ヶ月が経過しようとしていますが、
未だなんだかしっくり来ていません。
なんでやろ・・・
なかなか言葉で理由を並べるのは難しい・・・
ジュネーブは好き。
日本からの荷物も無事届いて必要なものは揃ったし・・・
家もだんだん家具を揃えて整ってはきている。。。
何がしっくりこないんだ💦
留学したときには、すぐにその土地と環境に馴染んだので、
想像していなかったなんとも言えない、ちょっとした違和感?を感じながら日々過ごしています。
もちろん、ヨーロッパに住む機会にワクワクもしているんですけどね。
でも、なんというか。。。そのワクワクだけではないんです。
私としては意外にも辛かったり、悩んだりすることも多いんです。
そんな気持ちも結局今だけなのかな、今だけであってほしいなぁ。。。
というわけで長々した文章になってしまいましたが・・・
読んでいただき、ありがとうございました❤
つづく
ジュネーブに到着しました!〜日本からの渡航〜 片道切符での旅
こんにちは!
いよいよ7月☀
日本は梅雨も早々に開けてしまって、夏本場!という感じかと思います。
今日のジュネーブはうっすら曇り。
太陽が出てこないと突然肌寒くなるような感じです。
信じられないと思いますが、現在長袖(結構分厚いトレーナー)+長ズボンで椅子に座って執筆してます笑
7月の初日とは思えず・・・暑いのは苦手だけど、日本の夏がすでに懐かしいです。
さて、今回は、前回の続き。
渡航の際のエピソードとして、片道切符で旅した話を書こうと思います。
ただ、これはあくまでも私の経験なので、どんな場合にでも当てはまるわけではないと思うのですが・・・
一応ご紹介しておきます。
★ 片道切符での渡航
渡航前に一番不安に思っていたこと。
それが、「片道切符で渡航する」ということ。
私の場合、スイスで籍を入れてそのままジュネーブに住む予定だったので、復路の切符はもちろん不要。
ただ、片道切符で渡航するには障害がある場合があるのです・・・
主には・・・
1)日本の空港でのチェックインの際に、復路の切符を確認される場合がある(経験済み)
2)スイスでパスポート検査を受ける際に、確認が必要になる場合がある
とのこと。
スイスだけでなく、多くの国でのビザなしの滞在期間は90日がMAX。
基本的には、上記の滞在期間を守っているという証明のため、
日本への復路のチケットを持っておく必要があるようです。
それ以上の期間の滞在を予定していて、更に日本への復路のチケットを用意していない場合は、
すでにビザ/滞在許可を取得している状態か、
または「滞在許可が下りる旨の確約書」を取得しているか・・・・
上記のどちらかで、90日以上の滞在をする権利があることを提示しなければなりません。
私のように婚姻を理由に渡航する場合にも、「滞在許可が下りる旨の確約書」的な案内があり、
在日スイス大使館にも現地管轄の役所に確認するように言われました。(フランス語または英語のみ)
ところが彼が管轄役所のOCPM(Office cantonal de la population et des migrations)に聞いても、必要ないとのこと。
その電話口の人から聞いた言葉を完全に信じて、それ以上調べようとしない彼。
「だ〜か〜ら〜、必要ないって」の一点張り。
え、絶対必要やん?
書いてあるけど・・・公式HPに。。。
これじゃなくても、片道切符の渡航にはなんかしら必要やん?
と、めっちゃ不安になり、自分自身でも色んな所にコンタクトしてみました。
OCPMにTEL・・・ところが全然電話に応対してくれない or 通じても英語でのコミュニケーションはあんまり・・・
OCPMにメール・・・英語でメールすると、数日後にフランス語で返事があり、日本人ならビザなくても入国できるよ、と・・・
結婚手続き管轄の市役所にメール・・・同様にフランス語で返事があり、答えとしても、日本人ならビザなくても入国できるよ、とのこと。
ただし!!
日本人の友人や、日本大使館(チューリッヒ)からは、「滞在許可が下りる旨の確約書」を取得することをおすすめされました。
そうでなければ、変更可能な往復チケットを購入すべき、とのこと。
やっぱりそうやん…と思いながらも、
彼が「滞在許可が下りる旨の確約書」を申請する気がこれっぽっちもなかったので、
せめてと思い、結婚の管轄市役所に、夫と私が結婚する予定である旨のレターを発行してもらいました。
勝手な考えですが、日本出国、そしてスイスへの入国の際に問題があった場合、こちらのレターを提示し、
「もうすでに入籍(スイスの場合は市役所での結婚セレモニー)の準備はできている」
ということを多少公式に示して、
「更には、結婚したらすぐ滞在許可も申請するよ(普通そうでしょ)、だから帰りの航空券ないよ!」
ということをなんとかわかってもらえれば。。。との魂胆でした。
誰に保証されたわけでもなく、完全に自分で勝手に思いついた方法なのです💦
当たり前ですが、市役所からの結婚レターだけで滞在許可の申請予定などは証明されないし・・・
これで問題なく渡航できるのか、かなり不安でした・・・
イチかバチかで、やっぱり渡航の日に止められるんじゃないか、入国できないんじゃないかと怖かったので、
念の為、この方法で出国できるか、航空会社にTEL。
電話口の人は特に問題ないとのこと(というか、スイス入国の際に必要な書類については自己責任で、とのこと)。
入国の際に止められるのもコワイので、ジュネーブ空港のCustomにもメール。
こちらからも「入国できます」との返事をもらうことができました。
というわけで、OCPMや市役所から「ビザはいらん」と言われた旨のメール、
ジュネーブ空港のCustomとのメールのやり取りをコピーし、
ビザなし・復路チケットなし、で入国できるって言われたから来た!みたいな証拠として
市役所から発行してもらったレターと一緒に持っていきました。
そして渡航の日。。。
もうチェックインの前からドッキドッキでしたが、特に何も聞かれず!(゜▼゜*)
(以前アメリカ→フランス→日本の順に旅行したときには、日本から出国の際に、
帰国までのすべての航空券の予約をしている証拠を提示しなければならない経験があったのですが…)
そして、ジュネーブ空港での入国審査・・・・
パスポートを渡しただけで何も聞かれず。。。(゚o゚;
えええーーー!
あんなに心配してたのに!
渡航前にこの件について調べたり、色んな人に連絡取ることに何時間も割いたのに!
結局私が心配しすぎだったのでしょうか・・・?
イヤ!
でも、やっぱり基本的には往復切符を購入するか、何かしら長期滞在できる証明を持っておくことが基本だと思います。
私自身、なぜ事前に「滞在許可が下りる旨の確約書」を申請する必要がなかったのか、
なぜ復路の切符がなくても特に問題なく渡航できたのか。。。
未だに理由は分かりません。
単にラッキーだったのかもしれません。
なので、私の片道切符でのエピソードは、あくまでも運が良かった話としておいてもらえればと思います🙏
この他にも、渡航までに関して、
書類の準備、
家具をすべて引き払った国内でのお引越し、
渡航に向けてのパッキング、荷物の郵送、などなど・・・
イロイロと書きたいこともたくさんあるので、またブログを更新していきます!
まだ、渡航完了して2週間足らずですが、来週の月曜日からは早速フランス語の学校へ通うことに!
Summer Intensive Course for Beginnersということで、
朝からお昼すぎまでは、勉強に励みます!(o´艸`)
今のところフランス語の知識ゼロなので・・・正直不安しかないですが💦
また語学学校についても書きます❤
いっつも写真名に載せるか迷って、あんまり関係ない写真になってしまう・・・💦
今回は、ミニミニ結婚セレモニーをあげた市役所の庁舎の写真を✨
背の高い木々に緑が茂った森の中に点在する小さな建物の一つでした。
とっても気持ちのいいところだったー❤
つづく・・・
ジュネーブに到着しました!〜日本からの渡航〜 エティハド航空での旅
こんにちは!
約2週間前、無事ジュネーブに到着しました!
前回、ブログを更新したから早くも1ヶ月ほど経ってしまいましたが。。。
あれからかなりバタバタしていて(主には、ジュネーブ行きの書類準備と、実家での母の相手)渡航し、
今やっと一段落したところです。
とはいえ、引き続き滞在許可申請等、書類作業に取り掛かっているところなのですが・・・
ここでは、私が経験した日本からの渡航に関して記載したいと思います♬
★ 日本(東京)→スイス(ジュネーブ)の航空券事情
日本・ジュネーブ間は、直行便の飛行機が飛んでません💦
なので、選択肢としては・・・
1)直行便で、日本→チューリッヒ + 電車で、チューリッヒ→ジュネーブ
2)日本→どこかを経由→ジュネーブ
ちなみに、私の荷物は、スーツケース大1つ、小(持ち込み最大サイズ)1つ)、そして彼のスキー(彼がちゃっかり日本にほっぽりだしていったもの)。
1)の選択肢を取ると、チューリッヒから自力で電車に乗ってジュネーブに向かわねばならず・・・これはおそらく不可能。
というわけで、乗継便でも最終目的地までノンストップで荷物を運んでくれる、2)飛行機乗継便を選択しました☆彡
航空会社選びは、Skyscanner♬ こちらで価格等を比較。
最終的には、Etihad Airways (エティハド航空)で、成田からアブダビ(UAE)経由でジュネーブに飛びました!
こちらの航空会社を選んだ理由は、以前も利用したことがあったということに加え・・・
正直一番大きな理由としては、価格が安かったから(o´艸`)
ドバイに拠点を置くEmirates(エミレーツ)なら利用したことがある方も多いと思いますが、エティハド航空も同様にUAEを代表する航空会社。
多くの人がアブダビの空港を経由し、ヨーロッパとアジア等の間を行き来しています。
飛行機の乗り心地も他と変わりなし。
機内食もIt's OKという感じ。
乗り換えも問題なし。
預け入れた荷物も問題なくNon-stop でジュネーブに運んでくれました。
と、まぁ特に大きなプラスもマイナスもなし、というのが感想ですが・・・
個人的にラッキーだったのは預入荷物の重量が30KgまでOkだったこと!
エコノミークラスにも色々あるようですが、私のチケットは「エコノミー・バリュー」だったと思われます☆彡 (HISさんを通じてチケットを購入したので、実際のプラン名は不明ですが…)
ちなみに、スキーに関しては受託手荷物と同様とみなされるので、
預け入れるスーツケースと合わせて30Kgを超えていなければ、追加料金はありません!
他の航空会社だと、預け入れ荷物の重量MAXは20数Kgが多いような気がするので、
この点でいうとエティハド航空はオトクな気がするし、次回もを利用しようかなと考えてます。
日本からスイスまたはヨーロッパへご旅行などお考えの方は、ご参考まで♬
もう一つ、渡航に関しては、「片道切符での渡航」について書こうと思ったのですが…
ブログが長くなってしまいそうな感じなので、今回はここまでにしておきます。
ジュネーブは小さな町だけど、所々に見どころがいっぱい❤
こちらはOld Townの様子・・・ヨーロッパではよく見かけるような町並みだけど…やっぱり素敵✨
つづく・・・・
スイスへの渡航を待つ日々・・・(結婚審査中→渡航待ち)
こんにちは!
在日スイス大使館を通して、スイスでの結婚の準備を始めてから早4ヶ月。
お仕事の関係で先にスイスへ旅たち、EU citizenの特権で早々と就労許可も取得した彼・・・
一方で私はというと、未だいつスイスに渡航できるかもわからず、連絡を待ち続ける日々です。
私達の場合、スイスでの結婚と移住を同時にやっちゃおう!という魂胆のため、何かと手続きが並行していてややこしい感じです。
いや、正直、全体像がはっきりしておらず、ややこしいと思い込んでるだけかもしれません。
何かと不安に感じる理由は、スイスのお役所のせいと言ってもいいくらい(というか言いたい!)><
国際結婚&移住についてまとまった情報がなかったり、
結婚は市役所、渡航や滞在許可については移民局がそれぞれ管轄しているため、どちらにもコンタクトを取る必要があったり、
とはいえ、めちゃくちゃコンタクトしづらかったり(特に移民局)、
そして同じ質問しても双方の言い分が違ったり、
または、自身の公式サイトに掲載している情報とは違ったことを言われたり・・・・
一体何が正解なの〜(;´Д`A
特に移民局は、基本的にはフランス語しか対応してくれないようで、英語でメールを書いても基本的には返事なし。
電話での連絡は彼に任せるしかなく、彼は連絡するのに時間取られるし、毎回言われること変わるし・・・とイライラ(`_´)
えーもうなんなん涙
自分でどうにかしたいけどできないもどかしさ・・・
ホンマに不安しかない。。。痩せそう。。。。
早くこのプロセス無事に終わっておくれ〜!
と、今日は今現在の思いをつらつらと綴ってみました。
ホントはこれまでのプロセス含め、ちゃんとわかりやすく色々書きたいのですが、私達自身、正しいプロセスを踏んでいるのか今はまだ確証が持てず・・・
また無事に諸々済んだ段階でまとめてみます♬
自然は癒やしやなぁ・・・いずれにしろもうすぐ離れるし、せかせかしないでこの風景を楽しんどかな・・・と思いつつ不安><
というわけで、また書きます♬
つづく・・・
はじめまして!
こんにちは!
この度、フランス人の彼との結婚とスイス・ジュネーブへの移住をきっかけに、私達の体験をここに綴っていくことにしました⭐
日本で出会い、
直後から約1年間、スイスと日本で遠距離恋愛、
そして約3年半の日本での同棲生活を経て、
只今、彼が仕事で滞在しているスイス・ジュネーブでの結婚と移住に向けての手続き真っ最中!
今年(2022年)の1月初旬に彼の仕事がスイスに決まり、すぐに結婚の手続きをはじめ、
彼は仕事のため3月に単身で渡航しましたが、
配偶者として移住を計画している私というと、今現在(2022年5月末)になっても、まだ、いつ渡航できるのか不明・・・
という現状です。
スケジュールが不明なことに加え、そもそも「フランス人と日本人がスイスで結婚する」というのは稀なのか、ウェブで検索してもなかなか情報がなく、全体像が見えづらい結婚のプロセスにモヤモヤする毎日・・・( ・3・;)
こんな感じで、スイスでの結婚については世の中に情報が溢れているわけではなさそう・・・
そこで、もしかして私達の体験を詳細に綴ることで、誰かしらのお役にたてるんちゃう?!と思い、ブログに記録していこうと思いたったというわけです☆
スイスは、それぞれの州(カントン)によって手続きに違いがあり、更には何らかの理由で手続が変更になることもあり得るので、
あくまでも私達(フランス人+日本人)が、ジュネーブでの結婚のために、2022年に行った手続きとして参考までに読んでいただけると嬉しいです。
あ、そもそも私文章書くのむしろ苦手分野なので、そのへんもあしからず・・・
ちょっとだけ、現在の私をシェア❤
2人で住んだ東京のお部屋を4月末に引き払って、早一ヶ月・・・
実家の鹿児島でがっつりプー太郎中です♬
スイスも自然に溢れているけど、それとはまた違った自然の中で❤
あ、そろそろフランス語勉強せな・・・
そして実は何度も挫折したブログ・・・続けられるんやろうか・・・不安・・・
ぼちぼちやっていきます><
つづく・・・・🎶